2020年のドバイ万博でロシア館がオープン
2020年に開催されるドバイ万博の一環として、ロシア館がオープンしました。Roscongressのウェブサイトによると、オープニングセレモニーには、ロシア館総監兼ロシア連邦産業貿易副大臣アレクセイ・グルズデフ氏、国際展示会事務局事務局長ディミトリ・ケルケンゼス氏、タタルスタン共和国大統領ルスタム・ミニハノフ氏が出席しました。
ロシアのパビリオンは、見本市会場内でも最大級の規模となります。メインテーマは「Creative Mind:建築物のイメージは、成功した開発の保証としての継続的な動きのアイデアを体現しています。このパビリオンは、過去の科学的・文化的業績を語るとともに、創造的思考の可能性を示すものです。
グルツデフ氏は、「万博」がロシアとUAEの協力関係を発展させるための新たな原動力になると述べました。また、今回の展示会には192カ国が参加していることを思い出しました。「これは万博に参加した国の中で最も多い数であり、ロシアにとっては182日間、技術、科学、創造的知性、革新、そしてもちろん文化について世界に向けて発信する絶好の機会であると言えるでしょう」と述べました。
ロシア館には、モスクワ、サンクトペテルブルク、ニジニ・ノヴゴロド州、タタルスタン、コミといった複数の地域が出展します。
また、ビジネスプログラムでは、都市、医療、宇宙、教育、文化、観光、科学、輸送、物流など、さまざまな分野における話題性のある問題や課題について議論します。
また、12月初旬には、ロシアと外国の主要企業の代表者が集まるフォーラムが開催されます。フォーラムでは、経済・投資分野での国際協力やロシアとアラブの協力について議論されます。専門家たちは、ロシアの投資機会について議論し、エネルギー、ヘルスケア、観光、IT、輸送、金融の各分野において、新技術の導入、革新的なビジネスモデルの開発、話題性のある製品やサービスの創出を目的とした主要プロジェクトを紹介します。
また、来年3月には、クリエイティブ産業におけるロシアのベストプラクティスを集約した「Russia Creates Forum」が開催されます。
会期中は合計で60以上のビジネス・文化イベントが開催されます。
2020年国際博覧会は、10月1日にドバイ(アラブ首長国連邦)で開幕し、来年3月31日まで開催されます。史上最大級の規模となります。今年のメインテーマは「Connecting Minds, Creating the Future」です。
メイド・イン・ロシア // メイド・イン・ロシア
著者Kseniya Gustova
写真提供:イリヤ・イワノフ